iPhoneの充電回数とは?
携帯で気になるところといえばバッテリーの寿命ですよね?
充電の仕方によって寿命が変わったりするということをよく目にしますが
実際は間違ったことなんです。
まずはこちらをご覧ください。
■充電 可能回数は400回
まずiPhoneの充電回数と、その定義を確認しましょう。SoftbankのiPhoneに関するFAQには以下のように記載されています。
正しく整備された iPhone のバッテリーは、フル充電/放電サイクルを400回繰り返すと、完全に充電しても元の容量の80%までしか充電できなくなります。
現在はAppleの公式サイトには充電回数に関する正式な記述がありませんが、こんな事が書かれています。
Appleのリチウムイオンバッテリーは、充電サイクルを数多く繰り返しても本来の容量の少なくとも80%を維持するように設計されています。
つまり充電可能な回数とは、バッテリーが元の容量の80%になった時点のことを言います。ほとんど充電できなくなった状態ではありません。
■意外に知らない充電回数の正しい数え方
その充電回数とはどのような条件で1回と数えるのでしょうか。
充電器を差して充電を始めた回数でもなければ、充電して100%になった回数でもありません。
充電したのち、放電したバッテリー容量の合計の%が100%となったら1回と数えます。
①100%に充電して残り容量30%まで使う(70%使用して、使用合計70%)
②70%まで充電して残り容量50%まで使う(20%使用して、使用合計90%)
③90%まで充電して残り容量80%まで使う(20%使用して、使用合計100%)
ここで使用合計が100%になったので、これでバッテリーの充電回数1回となりました。
こんな数え方をするので、何回充電したかをiPhoneのユーザが標準の機能では用意されていないため、正しく知ることは難しいのです。
たとえ0%にならなくても充電していいんです。
この話はiPhoneでの話になりますのでほかのバッテリーの場合は話が変わってくるので注意しましょう。